Aimer『蝶々結び』の今までにない歌詞解釈!!

こんにちくちびる!👄

ジョーです!

今回はAimerの『蝶々結び』の歌詞解釈をしたいと思います!

Aimerの曲だと、中島みゆきの『糸』のカバーが好きですねぇ。めちゃ良い声😎

まず聴いてみてください!MVは岩井俊二岩井俊二の映画も大好きです。

 

 

『蝶々結び』はRADWIMPS野田洋次郎作詞作曲です。RADWIMPSの曲の歌詞も考えられた物が多いのですが、この『蝶々結び』もそれらに違わず、ある文学理論を利用したものなのです。

さっそく、その歌詞を見てみましょう。

 

片っぽで丸を作って しっかり持ってて
もう片っぽでその丸の後ろを ぐるっと回って
間にできたポッケに入って 出て来るの待ってて
出てきたところを迎えにきて 「せーの」で引っぱって

はじめはなんとも 情けない形だとしても
同じだけ力を込めて

羽根は大きく 結び目は固く
なるようにきつく 結んでいてほしいの

腕はここに 想い出は遠くに
置いておいてほしい ほしいの

片っぽでも引っ張っちゃえば ほどけちゃうけど
作ったもの壊すのは 遥かに 簡単だけど

だけどほどく時も そう、ちゃんと 同じようにね
分かってるよ でもできたらね 「せーの」で引っ張って

ほどけやしないように と願って力込めては
広げすぎた羽根に 戸惑う

羽根は大きく 結び目は固く
なるようにきつく 結んでいてほしいの

夢はここに 想い出は遠くに
気付けばそこにあるくらいがいい

黙って引っ張ったりしないでよ 不格好な蝶にしないでよ
結んだつもりがほどいていたり 緩めたつもりが締めていたり

この蒼くて広い世界に 無数に 散らばった中から
別々に二人選んだ糸を お互いたぐり寄せ合ったんだ

結ばれたんじゃなく結んだんだ 二人で「せーの」で引っ張ったんだ
大きくも 小さくも なりすぎないように 力を込めたんだ

歌:Aimer

作詞:野田洋次郎

作曲:野田洋次郎

 

まず最初の部分。

片っぽで丸を作って しっかり持ってて
もう片っぽでその丸の後ろを ぐるっと回って
間にできたポッケに入って 出て来るの待ってて
出てきたところを迎えにきて 「せーの」で引っぱって

 この部分ですが、蝶々結びのやり方を具体的に説明したものです。実際にやると蝶々結びができます。実際にやりました笑

 

実はここでは「異化理論」という文学理論が使われています。

「異化」とは、石を石という言葉を使わずに石らしくすることです。

どういうことか。

石は、石といってしまったら多くの人が石のイメージを思い浮かべます。

こんな感じ。

f:id:papiwaiwa:20180619111701j:image

 

これを石という言葉を使わずに表すのです。「表面に凹凸があって、ゴツゴツとして、灰色の硬い物質で……」というように。

これはほんの一例ですが、こうすることによって、いままで当たり前だと思っていたものを違う側面から見ることができるのです。

「蝶々結び」もそう言ってしまえば、ただ「蝶々結び」でしかありません。

しかし、『蝶々結び』の歌詞のように、具体的にやり方を叙述することで、「蝶々結び」の新たな一面が見えてくるのです。

 

そして、この歌は「蝶々結び」のことだけについて言っているかというとそうではありません。

蝶々結びが恋愛につながっているのです。

別々に二人選んだ糸を お互いたぐり寄せ合ったんだ

結ばれたんじゃなく結んだんだ 二人で「せーの」で引っ張ったんだ

 

ここの歌詞が恋愛的な部分が分かりやすく表されています。2人が糸を手繰り寄せて「蝶々結び」をつくったのです。いずれは「結」婚するかもしれない2人が。

 

実は前回の東京事変の『キラーチューン』の歌詞とも似てるところがあって、『キラーチューン』は「物」と「恋」がリンクした歌でしたが、『蝶々結び』は「蝶々結び」と「恋」がリンクした歌なんですね。

 

そうすることで、ただ単に「恋愛」を歌った「恋愛ソング」よりもさらに深いものになるわけです。

 

それでは今回はここまで。

みなさん、さよならリップ💋